「目指せ!IT ストラテジスト」検索パフォーマンス分析(2025 年版)

2025 年における「目指せ!IT ストラテジスト」の検索パフォーマンスを分析した。

分析に用いたデータは,Google Search Console より取得したものである。

1. 検索パフォーマンスの概要

2025 年のクリック数は前年比 +0.71 %,表示回数は +46.98 % であった。表示回数は大幅に増加したものの,クリック数の伸びには繋がらなかった。

表 検索パフォーマンス
クリック数 表示回数 CTR
2022 1842 88927 2.07
2023 4692 140986 3.33
2024 2814 91860 3.06
2025 2834 135018 2.10

2. 時系列データの分析

2022年1月1日から2025年12月31日まで 4 年間のクリック数,表示回数,CTR,掲載順位の時系列データを示す。

いずれの時系列データにおいても,Google Search Console より取得した日次データは青線,7 日移動平均 moving average (7 days) は赤線,28 日移動平均 moving average (28 days) は緑線で示す。

2-1. クリック数の推移

2025 年 4 月 19 日(令和 7 年度 春期試験の前日)のクリック数は 232 回(表示回数 4932 回,CTR 4.7 %,掲載順位 8.4 位)であった。これは 2023 年の試験前日には及ばないものの,2024 年の試験前日のクリック数を上回った。

図 クリック数の推移

2-2. 表示回数の推移

2025年4月19日,表示回数は過去最高の 4932 回を記録した。

図 表示回数の推移

2-3. CTR の推移

2024年末にかけて上昇していた CTR は 2025年4月20日以降,低迷している。

図 CTR の推移

2-4. 掲載順位の推移

掲載順位は 10 位以内に定着しつつある。

図 掲載順位の推移

3. ページの分析

3-1. クリック数のパレート図

クリック数の上位 3 ページで全クリックの約 8 割を占めている。

図 クリック数のパレート図

3-2. クリック数ランキング

クリック数の多いページをランキング形式で示す。トップページが最もクリックが多く,新しい年度の過去問題が続く。

3-3. 表示回数のパレート図

トップページの表示が多く,新しい年度の過去問題が続く。

図 表示回数のパレート図

3-4. クリック数と表示回数との関係

クリック数と表示回数の相関係数は 0.961 と非常に強い相関が認められる。トップページ以外は過去問題ページであり,傾向が似ているためと推察される。

図 クリック数と表示回数との関係

4. クエリの分析

ページの CTR を横軸,掲載順位を縦軸とし,クリック数や表示回数をバブルの大きさで示したバブルチャートを用いて分析した。クリック数が上位のクエリにはデータラベルを付与している。

4-1. クリック数のバブルチャート

「目指せ it ストラテジスト」と直接検索されるケースも確認された。

図 クリック数のバブルチャート

4-2. 表示回数のバブルチャート

表示回数は少ないものの,クリックに繋がっているクエリは重要であり,今後も注視すべきである。

図 表示回数のバブルチャート

5. デバイスの分析

5-1. クリックに用いられたデバイス

クリックの 60.6 % はモバイルであった。これは前年の 57.6 % より増加している。

図 クリックに用いられたデバイス

5-2. 表示に用いられたデバイス

表示の 59.3 % がモバイルであり,前年の 54.2 % より増加した。

図 表示に用いられたデバイス

6. まとめと今後の方針

6.1 まとめ

2025 年の検索パフォーマンスは,表示回数が前年比 +46.98 % と大幅に増加した一方で,クリック数は +0.71 % に留まり,CTR は低下した。特に 2025 年 4 月の試験前後では表示回数が過去最高を記録したものの,クリックへの転換が十分ではなかった。

ページ別では,トップページおよび新しい年度の過去問題が引き続き主要な流入源であり,上位 3 ページで全クリックの約 8 割を占める構造が続いている。また,クリック数と表示回数の相関係数は 0.961 と非常に高く,過去問題ページ群が類似した検索行動を生み出していることが確認された。

クエリ分析では,「目指せ it ストラテジスト」のようなブランド指名検索が一定数存在し,サイトの認知度が高まっていることが示唆される。一方で,表示回数は少ないが CTR が高いクエリも存在し,これらは今後の強化対象である。

デバイス別では,モバイル比率がクリック・表示ともに 6 割を超え,前年より増加した。モバイルユーザー中心の閲覧行動がさらに強まっている。

総じて,表示回数の増加に対してクリックが伸び悩んでいる点が最大の課題であり,CTR 改善が今後の重要テーマである といえる。

6.2 今後の方針

(1)CTR 改善に向けたタイトル・ディスクリプション最適化

  • 過去問題ページのタイトルを検索意図に合わせて最適化する。
  • 「年度」「試験区分」「午前Ⅱ」「解答・解説」などの主要キーワードを明確に配置する。
  • メタディスクリプションに「何が得られるか」を端的に記述し,クリック誘導を強化する。

(2)トップページの UX 改善と内部リンク強化

  • トップページが最大の流入源であるため,過去問への導線をより明確に整理する。
  • 年度別・試験区分別のカード UI を改善し,モバイルでの視認性を向上させる。
  • 関連ページへの内部リンクを体系化し,回遊率を高める。

(3)CTR が高いクエリの専用ページ・FAQ 化

  • 表示回数は少ないが CTR が高いクエリを抽出し,専用の解説ページや FAQ を作成する。
  • これによりロングテール流入を強化し,検索全体の底上げを図る。

(4)試験直前期の特需に合わせたコンテンツ強化

  • 試験前日の表示回数が突出しているため,直前期向けの特集ページを設置する。
  • 「直前チェックリスト」「頻出テーマまとめ」「午前Ⅱ の攻略ポイント」などを追加する。
  • 季節性の高い需要を確実に取り込む。

(5)モバイル最適化のさらなる強化

  • モバイル比率が 6 割超のため,モバイル UI の改善を優先する。
  • フォントサイズ,行間,カード UI,タップ領域などを 2026 年基準のモダンデザインへ最適化する。
  • Core Web Vitals(LCP・CLS・INP)改善も並行して進める。

(6)過去問題ページの体系化と E-E-A-T 強化

  • 年度別ページの構造を統一し,読者が迷わない設計にする。
  • 解説の深さ・根拠・引用を明確にし,専門性と信頼性を強化する。
  • 著者プロフィールやサイトの専門性を示すページを整備し,E-E-A-T を高める。

(7)検索意図に応じた新規コンテンツの追加

  • 「IT ストラテジスト 勉強法」「午前Ⅱ 対策」「午後Ⅰ・午後Ⅱ の攻略」など,検索需要の高いテーマを追加する。
  • 過去問解説だけでなく,学習ロードマップや戦略的な学習法を提供することで,サイト全体の価値を高める。

7. 更新履歴

  • 2026年1月18日 新規作成

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