「目指せ!システム監査技術者」検索パフォーマンス 2025 年版

2025 年における「目指せ!システム監査技術者」の検索パフォーマンスを分析した。

本分析に用いたデータは,Google Search Console より取得したものである。

1. 検索パフォーマンスの概要

2025 年の検索パフォーマンスは,クリック数は前年比 +377.10 %,表示回数は +274.41 % と大きく躍進した。

表 検索パフォーマンス
クリック数 表示回数 CTR
2024 428 17725 2.41
2025 2042 66365 3.08

2. 時系列データの分析

2024年1月1日から2025年12月31日まで 2 年間のクリック数,表示回数,CTR,掲載順位の時系列データを示す。

いずれの時系列データにおいても,Google Search Console より取得した日次データは青線,7 日移動平均 moving average (7 days) は赤線,28 日移動平均 moving average (28 days) は緑線で示す。

2-1. クリック数の推移

2025 年 10 月 11 日(令和 7 年度 秋期試験の前日)に 191 回のクリックを記録した(表示回数 2193 回,CTR 8.71 %,掲載順位 6.3 位)。
次いで 2025 年 7 月 26 日に 172 回を記録したが,インターネット申込受付期間(2025 年 7 月 11 日~7 月 30 日)の最後の土曜日であったことが一因と考えられる。

図 クリック数の推移

2-2. 表示回数の推移

表示回数は試験前日以外にも大きく増加する日がある。

図 表示回数のパレート図

2-3. CTR の推移

CTR の 28 日移動平均が 4 % を上回る時期もあったが,試験終了後は 2 % 近くまで低迷している。翌年の試験に向けて CTR の改善が求められる。

図 CTR の推移

2-4. 掲載順位の推移

2025 年 10 月以降,掲載順位は 10 位以内で安定しつつある。

図 掲載順位の推移

3. ページの分析

3-1. クリック数のパレート図

クリック数トップのページ「令和5年度 秋期 システム監査技術者試験 午前Ⅱ 問題の解答と解説」だけで,全クリック数の約 4 割を占めている。

図 クリック数のパレート図

3-2. クリック数ランキング

クリック数の多いページランキングを示す。

  • 令和5年度,令和6年度,令和4年度,令和3年度と,新しい年度の過去問題ページが上位を占めている。
  • 一方で,トップページ「目指せ!システム監査技術者」は第5位にとどまり,ポータルとしての役割を十分に果たせていない。

3-3. 表示回数のパレート図

令和 5 年度の過去問題ページの表示回数が突出している。

図 表示回数のパレート図

3-4. クリック数と表示回数との関係

クリック数と表示回数との相関係数は 0.926 であり,非常に強い相関が認められる。

図 クリック数と表示回数との関係

4. クエリの分析

ページの CTR を横軸,掲載順位を縦軸とし,クリック数や表示回数をバブルの大きさで示したバブルチャートを用いて分析した。クリック数が上位のクエリにはデータラベルを付与している。

4-1. クリック数のバブルチャート

過去問題の一部を抜粋したような長いクエリが散見される。

図 クリック数のバブルチャート

4-2. 表示回数のバブルチャート

クリック数と同様に,過去問題の一部を抜粋したクエリが確認できる。

図 表示回数のバブルチャート

5. デバイスの分析

5-1. クリックに用いられたデバイス

クリックの 61.3 % はモバイルであった。2024 年の 52.9 % と比較してモバイル比率が増加している。

図 クリックに用いられたデバイス

5-2. 表示に用いられたデバイス

表示の 58.5 % はモバイルであった。2024 年の 47.7 % と比較してこちらも増加している。

図 表示に用いられたデバイス

6. まとめと今後の方針

6-1. まとめ

2025 年の検索パフォーマンスは,クリック数・表示回数ともに大幅な伸びを示した。特にクリック数は前年比 +377.10 % と急増しており,過去問題ページが全体の流入を牽引している。
一方で,トップページの順位および CTR が低く,ポータルとしての機能が十分に発揮されていない点が課題である。また,試験前後の季節性が明確であり,アクセスが集中するタイミングに合わせたコンテンツ強化が有効と考えられる。
モバイル比率が 6 割を超えたことから,今後はモバイル UX を中心とした改善がより重要となる。

6-2. 今後の方針

  • トップページの CTR 改善とポータル機能の強化
  • タイトル・メタディスクリプションの最適化
  • 過去問題ページへの導線強化
  • ファーストビューの改善
  • モバイルユーザー向け UX の最適化
  • ページ速度改善
  • フォント・ボタン配置の見直し
  • モバイルでの可読性向上
  • 過去問題ページの体系化と内部リンク強化
  • 年度別・分野別のナビゲーション整備
  • 関連問題への回遊性向上
  • 検索意図に応じたコンテンツ拡充
  • 出題傾向,学習戦略,難易度分析などの補助記事
  • 試験直前期向けの特集ページ
  • 継続的な GSC 分析による改善サイクルの確立
  • 月次レビューの実施
  • 掲載順位・CTR の変動監視
  • 構造化データや head 内要素の継続改善

7. 更新履歴

  • 2026年2月1日 新規作成

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