機械判読可能な統計データ

令和3年7月9日,統計企画会議申合せ 統計調査等業務最適化推進協議会決定の「統計データの整備に係る基本方針」に記載されている機械判読可能な統計データの要件について説明する。

機械的判読可能な統計データとは

統計データの整備に係る基本方針」において,「機械判読可能な統計データ」とは,汎用的なコンピュータが一定の条件の基に自動的に解読し,再利用(加工,編集,引用,転載,複製,改変等)できる統計データのことであり,以下に掲げる要件の全てを満たすものをいう。

  1. コンピュータが,値を機械的に判読できること
  2. コンピュータが,メタデータを機械的に判読できること
  3. コンピュータが,値とメタデータの関連性(構造)を機械的に判読できること
  4. 特定のアプリケーションに依存しないデータ形式で入手できること

メタデータとは

統計データの整備に係る基本方針」において、「メタデータ」とは、値そのものではなく、値のデータに付随し、値のデータに意味付けをする情報、値のデータ自身について解説する情報をいう。データの利用や解釈、データの効率的な管理や検索のための情報となることから、機械的に判読可能とするほか、適切に整備・管理することが重要となる。

参考文献

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です