Python でヒストグラム付き散布図

Python のライブラリ seaborn を用いて,ヒストグラム付き散布図(ジョイントプロット)を描く。

seaborn を用いることで,matplotlib よりも美しいグラフを描くことができる。

Seaborn is a Python data visualization library based on matplotlib. It provides a high-level interface for drawing attractive and informative statistical graphics.

https://seaborn.pydata.org/

利用したライブラリは以下のとおり。

  • pandas 1.5.3
  • matplotlib 3.6.3
  • japanize-matplotlib 1.1.3
  • seaborn 0.12.2

ヒストグラム付き散布図を描くコードを以下に示す。

import pandas as pd
import matplotlib.pyplot as plt
import japanize_matplotlib
import seaborn as sns

df = pd.read_csv('./csv/ページ.csv', usecols = ['表示回数','クリック数'], encoding='utf-8')

# クリック数が mean 未満のページは足切り(df['クリック数'].mean())
df=(df[df['クリック数'] >= 30])

sns.jointplot(x='表示回数',y='クリック数',data=df,kind='reg')
plt.savefig("./images/page_jointplot.png",dpi=300)
plt.show()

上記のコードを実行し,得られたヒストグラム付き散布図を示す。kind=’reg’ により,回帰直線も併せて示している。

表示回数,クリック数の散布図にヒストグラムが加えられた。これにより,一つのチャートで,表示回数とクリック数の相関関係だけではなく,表示回数,クリック数の分布も確認できる。

図 ヒストグラム付き散布図

参考文献

更新履歴

  • 2024年1月5日 新規作成
  • 2024年2月9日 seaborn の説明を追加

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