システムアーキテクト試験の難易度
情報処理技術者試験 システムアーキテスト試験の難易度について,2009年度から現在までの試験結果の推移をもとに,考察する。
システムアーキテクト試験の 2009 年度(平成 21 年度)から現在までの応募者数,受験者数,合格者数の推移を下図に示す。
- 応募者数は 2009 年度の 13,056 名が最大であり,近年は 5,000 名台で推移している。
- 受験者数も 2009 年度の 8,395 名が最大であり,近年は 3,000 名台で推移している。
- 合格者数も 2009 年度の 1,112 名が最大であり,近年は 500 名台で推移している。
次に,システムアーキテクト試験の合格者数を受験者数で除した合格率の推移を下図に示す。
- システムアーキテクト試験の合格率は,2021 年度において 16.5 %(最大),2010 年度において 12.5 % となっている。
まとめ
システムアーキテクト試験の合格者は 500 ~ 1,000 名,合格率は 12 ~ 16 % である。
システムアーキテクト試験に臨む人は,それなりの自信を持って受験しているだろうに,合格率が低い。
やはり,システムアーキテクト試験は,難しい試験であるのであろう。
参考文献
更新履歴
- 新規作成(2022年10月16日)
- 「まとめ」を追加(2022年10月29日)
- 令和5年度(2023年度)春期試験の結果を追加(2023年7月1日)
- 令和6年度(2022年度)春期試験の結果を追加(2024年7月6日)